- 額面500円を超える例は純銀の中部国際空港開港記念で、参考買取額は3,300円(税込)
- 売却額を分けるのは純銀かどうか、通常貨かプルーフ貨幣か、セットと付属品の有無の3条件
- 図柄と年銘から種類を調べ、磨かずケースも開けずに保管する
- 売るか迷う段階でも、写真での査定相談から始められる
家の引き出しや遺品から出てきた500円記念硬貨が、使えるだけの500円なのか、額面を超えて売れる種類なのか、どの図柄がいくらになるのか気になっていませんか。
結論から言うと、記念硬貨の種類や、プルーフ貨幣かどうか、セットや付属品がそろうかによっても売却額が変わる場合があります。古銭の査定も行うにしきのが、系統別の価値一覧、価値を分ける3つの条件、種類の調べ方、売る前の扱い、現金化の方法の順に説明します。
にしきのでは名前が分からない品でも、ケースや付属品をそのままにして写真を送れば、LINE査定で相談できます。査定は無料で、納得できなければ売らずに済むので、まずは手元の硬貨を撮影してみてください。
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【系統別】500円記念硬貨の価値一覧
記念硬貨でも、使えば額面の500円として通用するため、売るときは売却額が額面を超えるかどうかが分かれ目です。額面を超える例として金額を確認できたのは、純銀の中部国際空港開港記念500円銀貨で、プルーフ貨幣やセットは条件によって提示額が変わります。
| 系統 | 主な記念対象(図柄数) |
|---|---|
| 皇室関連 | 御在位・御即位・御成婚など(7点) |
| 国際行事 | 博覧会・競技大会など(15点) |
| 国内の出来事 | 青函トンネル、関西国際空港、地方自治法施行60周年など(53点。銀貨は下の行) |
| 国内の出来事(銀貨) | 純銀の中部国際空港開港記念(平成17年・1点) |
それぞれ解説します。
- 通常貨:流通用と同じ仕様の硬貨
- プルーフ貨幣:収集用に鏡面などで仕上げて専用ケースに入れた製品
- バイカラー・クラッド:2色の金属を組み合わせた構造の硬貨
皇室関連の500円記念硬貨の価値

皇室関連の通常貨については、条件の合う参考買取額を確認できていません。同じ記念対象でも、通常貨とケース入りのプルーフ貨幣では製品の仕様が異なるため、同じ金額としては扱えません。
造幣局の一覧にある皇室関連の7点は次のとおりです。
| 名称 | 年銘 | 素材 |
|---|---|---|
| 天皇陛下御在位60年記念 | 昭和61年 | 白銅 |
| 天皇陛下御即位記念 | 平成2年 | 白銅 |
| 皇太子殿下御成婚記念 | 平成5年 | 白銅 |
| 天皇陛下御在位10年記念 | 平成11年 | 白銅 |
| 天皇陛下御在位20年記念 | 平成21年 | ニッケル黄銅 |
| 天皇陛下御在位30年記念 | 平成31年 | バイカラー・クラッド |
| 天皇陛下御即位記念 | 令和元年 | バイカラー・クラッド |
名称と年銘が一致したら、次は箱やケースの表示を見てください。「プルーフ貨幣セット」などの表示があるものは、通常貨と同じ額面の目安では考えず、別条件の製品として確認しましょう。
国際行事の500円記念硬貨の価値を確認する

国際行事の通常貨については、条件の合う参考買取額を確認できていません。行事名の知名度だけでは売却額が決まらないため、図柄と年銘で種類を特定してから、額面と売却額を分けて考えます。
造幣局の一覧にある国際行事の15点は、次の8つの記念対象に分かれます。
| 記念対象 | 年銘 | 素材 |
|---|---|---|
| 国際科学技術博覧会記念 | 昭和60年 | 白銅 |
| 第12回アジア競技大会記念(3図柄) | 平成6年 | 白銅 |
| 長野オリンピック冬季競技大会記念(第1次〜第3次) | 平成9年・10年 | 白銅 |
| 2002FIFAワールドカップ記念(3図柄) | 平成14年 | ニッケル黄銅 |
| 2005年日本国際博覧会記念 | 平成17年 | ニッケル黄銅 |
| 日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住100周年記念 | 平成20年 | ニッケル黄銅 |
| 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念(2図柄) | 令和2年 | バイカラー・クラッド |
| 2025年日本国際博覧会記念(第三次発行) | 令和7年 | バイカラー・クラッド |
長野五輪は3次、アジア競技大会とFIFAは3図柄に分かれるため、同じ行事名でも図柄まで見て名称を特定してください。 特定できれば、素材と製品形態の確認へ進めます。
国内の出来事を記念した500円記念硬貨の価値を確認する

国内の出来事を記念した系統で、額面500円を超える価値を確認できたのは純銀の中部国際空港開港記念です。
中部国際空港開港記念500円銀貨は、平成17年に発行された純銀の貨幣で、質量は15.6g、直径は28mm、発行枚数は5万枚です。素材の銀そのものが評価の土台になるため、白銅などの通常貨とは価値の見方が異なります。
状態を問わない条件で、参考買取額は3,300円(税込)です。提示額は買取店や時点によって変わるので、この金額は目安として見てください。
地方自治以外の国内の出来事を記念した500円硬貨は、中部国際空港開港記念を含めて次の7点です。
| 名称 | 年銘 | 素材 |
|---|---|---|
| 内閣制度創始100周年記念 | 昭和60年 | 白銅 |
| 青函トンネル開通記念 | 昭和63年 | 白銅 |
| 瀬戸大橋開通記念 | 昭和63年 | 白銅 |
| 沖縄復帰20周年記念 | 平成4年 | 白銅 |
| 関西国際空港開港記念 | 平成6年 | 白銅 |
| 南極地域観測50周年記念 | 平成19年 | ニッケル黄銅 |
| 中部国際空港開港記念 | 平成17年 | 銀(純銀) |
地方自治法施行60周年記念は47都道府県分があり、平成20年から28年にかけて順に発行されました。
47枚がそろったプルーフ貨幣セットで付属品がある場合、またはカードケース入りの美品の場合、参考買取額は23,500円(税込)です。47枚の額面合計と同額(500円×47枚)で、1枚ずつのバラは買取の対象外とする店もあるので注意しましょう。
500円記念硬貨の価値を確認する方法3つ
同じ500円記念硬貨でも、素材、通常貨かプルーフ貨幣か、セットと付属品の有無によって売却額の見方は変わります。一覧で名前が分かっても、仕様が違えば提示額は一致しません。
それぞれ詳しく解説します。
素材が純銀かどうかを確認する
中部国際空港開港記念が該当。素材の銀そのものが価値の土台。質量15.6g・直径28mmで、通常の500円玉より大きく重い
貨幣としての額面500円が基準。バイカラー・クラッドの通常貨も同じ見方で、まず額面を超えるかを確認する
純銀の中部国際空港開港記念は、白銅やニッケル黄銅などの通常貨と評価の軸が異なります。通常貨は貨幣としての額面が基準になるのに対し、銀貨は素材の銀そのものが価値の土台になるからです。
造幣局の一覧では、500円の記念貨幣の素材は白銅、ニッケル黄銅、銀、バイカラー・クラッドに分かれ、純銀は中部国際空港開港記念だけです。銀貨は質量15.6g・直径28mmで、通常の500円玉より大きく重いのが手がかりですが、最終的には名称を造幣局の資料と照らして確かめましょう。
通常貨かプルーフ貨幣かを確認する
プルーフ貨幣は収集用に仕上げた製造仕様です。光り方だけで判断せず、製品の表示とケースで確かめましょう。通常貨と同じ図柄でも、仕様が違えば比べる金額が変わってしまいます。
確認したい点は次のとおりです。
- ケースや台紙に「プルーフ貨幣」などの製品名があるか
- 説明書や保証書が残っているか
- 開封されていない状態か
どれか1つでも当てはまるなら、製品として売り出された品の可能性があるので、開封せずそのまま保管しましょう。 ケースを開けると、製品としての状態が変わってしまう恐れがあります。
セットと付属品がそろっているかを確認する
47枚のセットに付く提示額は、47枚そろい、箱や説明書などが残る条件で比べる金額です。単品とセットでは評価の対象が違うため、1枚だけの手持ちにセットの金額は当てはまりません。
にしきのでは、ケース入りの記念硬貨は開封せず、ケース・保証書・化粧箱をそろえて持ち込むのが望ましいとご案内しています。付属品を捨ててしまう前に、次の物が手元に残っていないか探してください。
- 外箱や化粧箱
- ケースや台紙
- 保証書や説明書
- セットなら、欠けのない全枚数
欠けているものがあっても、探し回って買い足さず、現状のまま保管してください。
手元の500円記念硬貨の種類を調べる手順
見える表示だけで候補の行事名を絞る
色や重さの印象ではなく、公的な一覧で候補名の素材を照らす
通常貨・プルーフ貨幣・セットの区別を表示で確かめる。ケースは開けない
名称・年銘・仕様が一致する行だけを読み、額面と売却額を分けて考える
手元の500円記念硬貨は、図柄と年銘、素材、ケースや箱の製品名、一覧の照合という4段階で絞り込めます。種類を調べるために、硬貨を磨いたりケースを開けたりする必要はありません。
両面の図柄と年銘を確認する
まず、見える表示だけで候補を絞ります。
両面の図柄と刻まれた年銘を読み、候補の行事名を絞ってください。同じ500円玉でも記念対象が違い、年銘が発行の時期を示すため、最初の手がかりになるからです。
造幣局の一覧に載る500円の記念貨幣は、昭和60年(1985年)から令和7年(2025年)までに発行されています。読み取れる文字は、後で写真で相談するときにも役立つので、メモに残しておきましょう。
公式資料で素材を確認する
次に、候補名の素材を公的な資料で照らします。
色だけで素材を決めてはいけません。見た目が近い別素材があり、色や重さの印象だけでは確かめにくいためです。
造幣局の記念貨幣一覧には、名称ごとに素材が載っています。
例えば2002FIFAワールドカップ記念はニッケル黄銅、地方自治法施行60周年記念はバイカラー・クラッドです。素材が分かったら、次はケースや箱を見ましょう。
ケースや箱の製品名を確認する
ケースや箱の表示から製品の種類を見分ける段階です。
名称が同じでも、通常貨、プルーフ貨幣、セットでは仕様が異なります。ケースや箱の名称が、その区別を示す手がかりになります。
表示が読めても、ケースは開けないでください。そのままの状態で表示を写真に残せば、査定の相談にそのまま使えます。
一覧で該当する硬貨を確認する
最後に、造幣局の記念貨幣一覧の名称・年銘・仕様が一致する行だけを読みます。
条件の違う金額を当てはめると、買取価格の見込みを誤るからです。名称と年銘が合う行を探し、額面と売却額の見方を分けて読みましょう。
一致する行が見つからない、素材が判断できないといった場合は、無理に確定せず、図柄と表示を写真に残して、にしきののLINE査定相談を使いましょう。
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写真を送るだけ。査定もご相談も無料
その場で売らなくても大丈夫です。
500円記念硬貨の価値を落とさないための注意点
査定を受ける前に避けたい扱いと、残したい物は次のとおりです。
- 洗わない・磨かない(研磨や洗浄は大きな減額につながります)
- ケース入りは開封しない
- 外箱・説明書・保証書などを一緒に保管する
- 47枚セットはばらさない
表面の状態や付属品が、そのまま査定の条件になるからです。 にしきのでも、古銭の研磨・洗浄は大きな減額になるため控えるようお願いしています。
汚れが気になっても、手を加えず現状のまま相談するのが、価値を落とさない近道でしょう。迷ったら何もしないで写真を撮るのが、いちばん安全です。
500円記念硬貨を現金化する方法3つ

額面を超える候補は、両替や出品の前に査定で価値を確かめておくと安心です。
三つの方法を、受け取る金額の基準と費用の確認点で並べました。
| 方法 | 受取額の基準 | 費用の確認点 | 向く品 |
|---|---|---|---|
| 銀行で両替 | 額面(500円) | 窓口の受付条件、枚数が多い場合の手数料 | 売却額が額面を超えるか確認できていない通常貨 |
| 買取店で査定 | 現物の仕様と状態を見た提示額 | 査定料・送料・キャンセル料の有無 | 銀貨・プルーフ・セット、種類が分からない品 |
| フリマアプリで売る | 成約額から手数料・送料を引いた手取り | 販売手数料、送料、梱包費 | 自分で出品と発送ができ、手取りを試算できる人 |
銀行・買取店・フリマアプリでは、受け取る金額の根拠と費用が違うため、同じ金額として比べないようにしましょう。
銀行で額面どおりに両替する
銀行での両替は、額面分を通常の貨幣へ換える方法です。収集価値を査定する場ではないので、額面を超える候補を持ち込むと、価値を確かめる機会を失います。
記念貨幣も法律上は通常の硬貨と同じ貨幣で、額面の500円として通用します。まとまった枚数を使う前に、利用先の受け付け方法を確認してください。
記念硬貨の受付方法や手数料は金融機関ごとに異なる場合があるため、持ち込む前に窓口で確認してください。額面以上の見込みがあるかどうかは、両替の前に査定で確かめるのが先です。
買取店に査定を依頼する
銀貨・プルーフ・セットは、額面で交換する前に現物の仕様と状態を見てもらうと、売るかどうかを判断できます。同じ図柄でも、仕様、状態、付属品によって提示額が変わるためです。
買取店によっては、通常貨のバラを買取の対象外としています。対象かどうかは、持ち込む前に確認しましょう。
にしきのの査定料、相談料、キャンセル料は無料で、納得できなければ売らずに済みます。写真を送るLINE査定のほか、店頭(予約不要)、宅配(全国送料無料)、出張(京都府内中心)で相談できます。
成約時は本人確認書類が必要です。出張は京都府内が中心のため、遠方の方はLINE査定や宅配もご利用いただけます。
写真査定で写したい箇所は次のとおりです。
- 硬貨の表と裏
- 年銘が読める角度
- 箱やケースの表示
- 説明書や保証書などの付属品
この4点がそろった写真があれば、種類の確認や査定の相談が進めやすくなります。
フリマアプリで売る
フリマアプリでは、成約額から手数料と送料を差し引いた手取りを確認してから、出品を判断しましょう。表示された金額は、そのまま手元に入る金額ではないためです。
手取りは、成約額から販売手数料、送料、梱包費を引いて求めます。出品前に確認したい点は次のとおりです。
- 利用するアプリの販売手数料率
- 発送方法ごとの送料と梱包費
- 記念硬貨が出品できる品目か、規約の確認
- 出品中の価格ではなく、売れた取引の価格
数百円で売れた場合は、手数料と送料を引くと額面を下回ることがあります。 実費を確かめてから出品するかどうかを決めましょう。
比べてみて、銀貨やプルーフ貨幣、セットかもしれないと感じた方は、両替や出品の前に写真だけでも査定を相談してください。
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500円記念硬貨の価値一覧に関するよくある質問
一覧を確認した後に残りやすい疑問を、短く整理した章です。磨く・開ける・使うといった行動を取る前に、該当する質問だけでも読んでください。
- 天皇陛下御在位60年記念の500円硬貨の買取価格はいくらですか?
-
昭和61年発行の通常貨は、使えば額面の500円として通用しますが、条件の合う参考買取額は確認できていません。ケース入りのプルーフ貨幣などは製品形態が違い、条件が変わるため、一律の金額は示せません。
箱やケースに製品名の表示があるかを確認すると、通常貨とプルーフ貨幣のどちらの条件で見るかが分かります。 種類の違いは、前の見出しで説明したとおりです。
- 500円記念硬貨は今後値上がりしますか?
-
将来の値上がりは断定できません。需要や状態は時間とともに変わるうえ、同じ条件の価格を長期で追った根拠が確認できていないからです。
値上がりを待つより、現在の種類・状態・付属品を確認して売却を判断するほうが確実です。 磨かず、ケースも開けずに保管してください。
- 昭和62年の500円玉は価値がありますか?
-
昭和62年の銘が入った500円玉は、通常の流通用硬貨です。造幣局の記念貨幣の一覧にも載っていないので、本記事の一覧には含まれません。
年銘による収集上の価値は、記念貨幣とは別に確認する必要があります。まず硬貨に記念の図柄があるかを見て、記念貨幣かどうかを分けましょう。
判断に迷う場合は、年銘と図柄の写真を添えてご相談ください。
- 傷や変色があっても買取してもらえますか?
-
対応できるかどうかと金額は、現物の状態によります。にしきのでも、希望額に届かない場合や値がつかない場合があります。
傷や変色があっても、磨かずにそのままの状態で写真を撮って相談してください。 洗浄や研磨で状態が変わると、大きな減額につながることがあります。
500円記念硬貨の価値は種類と条件で変わる、一覧で確認して売り方を選ぶ
本記事では、500円記念硬貨の価値を系統別の一覧で確認し、売却額を分ける条件と、種類の調べ方、売る前の扱い、現金化の方法を解説しました。ポイントは次のとおりです。
- 額面の500円は買取の保証額ではなく、買取店の提示額やオークションの取引額とは別の金額
- 額面を超える例として確認できたのは、純銀の中部国際空港開港記念(参考買取額3,300円)。47枚セットの提示例は額面合計と同額の23,500円
- 洗わず、開封せず、付属品を残して保管する
- 現金化は、銀行の額面交換、買取店の査定、フリマの手取りを比べて選ぶ
まず図柄と年銘で種類を特定し、額面を超える可能性があれば、現状のまま査定で確かめましょう。
手元の品が一覧のどれにあたるか分からなくても、売る前に写真で相談できます。
ケースや付属品を残した写真を送れば、にしきのが品物を確認して査定の相談に応じます。両替や出品の前に、一度査定を相談してみてください。

